OneDaySchoolとは
「One Day School」の始まり
天から舞い降りた「One Day School」構想
世界各国の子どもたちに特別な一日を。
発起人のセシリア渡辺です。私は台湾の出身で、両親が経営する台湾料理店でお手伝いをしながら育ちました。
そのおかげで、様々な大人たちと触れ合う機会に恵まれました。その経験があるから、今の人生があると思っています。
現在は、日本の商社で働きながら世界中を飛び回り、たくさんの方々と交流しました。
たくさんのカルチャーショックの中で「世界中で子ども向けに、わくわくする異文化体験のプロジェクトができたらいいな」という夢を持つようになりました。
そんな思いから、2019年に「味覚の一週間®*」というイベントに台湾料理のエキスパートとして参加。

セシリア渡辺がミャンマーを訪問したときの様子
小学校3年生から6年生の小学生に、五感を活用した味覚体験や調理体験を通して、食の大切さと楽しさを伝える活動に関わりました。
子どもたちの、何事も積極的に興味を持ち学ぼうとする姿勢が頭から離れませんでした。
そして、自分自身で子どもたちのために何か貢献できることはないかと考え始めたことが、One Day Schoolの構想につながりました。
「味覚の一週間®」は、1990年にフランスで生まれた子どもたちにフランスの食文化を伝える「食育」のイベントで、日本では2011年よりスタートしました。
「味覚の一週間®」で子どもたちとのふれあい、その後ミャンマーのある村を訪れたことが立ち上げの決定的なきっかけです。
現地で一緒に行動していたイギリス・インド・南アフリカからの仲間と一緒に、村の子どもたちと写真を撮ったり見せたりしてふれ合う機会があったのです。
世界中から集まってきた大人たちから、子どもたちが学ぼうとする姿勢に感動するとともに、自身も子どもたちの可愛い笑顔からたくさんのエネルギーをもらいました。
その旅のある晩、シャワーを浴びていた時の話です。
突然、One Day Schoolのビジョンが浮かんできたのです。
「一生でたった一日の大切な時間を共有し、年代・国籍を超えて感動を分かち合う場をつくりたい」
世界各国の子どもたちに、大人たちが持つ知識や経験を共有ができたら、どんなに素晴らしいだろう。
ミャンマーで訪れた村の村長さんに、One Day Schoolの夢を熱く語ったところ、「ぜひ村の子どもたちに会いに来てほしい」と言っていただいたことから、プロジェクトが本格的に始動しました。
4つの柱
テーマは「食」「音」「学」「遊」
One day school プログラム One Day Schoolでは、日本をはじめ、世界中の大人たちが一つの場所に集結して、 「食」「音」「学」「遊」 をテーマに、世界各地の文化を子どもたちに伝え、一生に一度の一日を一緒に過ごします。
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海外の食文化を体験し
自分でつくる楽しさと
みんなで食事をする喜びを
感じてもらいます。 -
異文化の音楽の踊りを通じて
文化の違いに触れることで
世代や国籍が違っていても
心を通わすことが出来ると
体験してもらいます。 -
異文化のものづくり
文化体験や言語などに触れ
実際に自ら体験することで
将来のゆめについて
考えるきっかけを創ります。 -
一緒にレクリエーションを
楽しむ中で共通点や違いを
見出し、年代や国籍を超えた
一体感を味わってもらいます。
子どもたちは親や学校から学ぶことがほとんどで、海外の大人たちの交流を通して、異文化を学ぶことは少ないと思います。
そこで、子どもたちがなじみやすいテーマとして、「食」「音」「学」「遊」という人生を豊かに生きていくうえで必要なことを一緒に体験し、感性を養うことを目指します。
フィナーレは、キャンプファイヤーを囲みながら、みんなで踊ったり歌ったり一体感を味わい、最後は子どもたち全員を称える表彰式と閉校式で幕を閉じます。
OneDayCamp とは
一年に一度 日本国内で開催するイベントです。 「第一回OneDayCamp 」は2022年5月1日、千葉県のちょうなん西小という廃校跡の校舎で開催しました。
「食、音、学、遊」の各グループにわかれ、うどん作り、洋菓子作り、握り寿司、和太鼓、合唱、民族舞踊、 ハンドクリーム作り、着付、文字アート、紙ヒコーキ作り等、様々なプログラムが行われました。
小中学生64名、大人の講師、ボランティア含め約70名が参加し、子供も大人も笑顔溢れる一日となりました。
教えている大人たちからも、教えながら感動し何か大切なものを思い出したという感想も頂きました。
実施した当日のプログラム


OneDaySchoolとは
一年に一度 海外で開催するイベントです。
私たちは当初2021年5月に、きっかけとなったミャンマーの村で「第1回 One Day School」 を開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、同年11月への延期を決めていました。
しかし、さらにその後、2021年2月にミャンマー国内で政変が起こってしまい、安全面からミャンマーでの開催見合わせを決断。
そこで、新たな開催地として考えたのが、発起人・セシリアの出身地でもある台湾です。
セシリアの地元の広い人脈によって、多大なるサポートを受けられることもあり、私たちは2023年4月30日の「第1回 One Day School」 を台湾の宜蘭で開催することにしました。
開催する国、地域、協力いただける企業及びボランティにより その国で実施するプログラムを決定してまいります。楽しみにしていてください。
OneDaySchool・OneDayCamp
参加いただいたお子様達へ
イベントのたった一日の出会いで終わりではありません! 参加頂いた子ども達には「こども会員」として全員登録頂きます。
これが始まりです!!
OneDaySchoolは参加者全員で共に未来を創り上げて行くチーム。
世界の未来を担う子ども達へ、最高の仲間たちとのコミュニケーションの場を提供し続けていきますー♪
OneDaySchoolのイベントはたった一日の出会いで終わりではありません。これからが始まりです!!
- 好きな事を見つけて自分探しの旅に出る
- 好きなことを見つけたら、まずやって見る
- 変わらないことがあれば、人の力を借りる
- みんな一人ひとりが主役
- どんどん好きな事を発信する
- 夢を持って日々過ごす
- 常に感謝の気持ちで周りを大切する
私たちはみんなの見方、人は誰と出会うかで人生が変わるので、自分の可能性を信じて前へと進む!
これからもOneDaySchoolと共に成長していきましょう!
私たちの
持続可能な世界への第一歩 SDGs
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貧困をなくそう
教育により、貧困の連鎖の抑止に貢献します。
豊かな経験は、さらなる豊かさを生み出す土壌です。 -
飢餓をゼロに
活動や授業を通じて、大人と子供の両方に成長を促します。
それらの機会を、全ての人に無償で提供します。 -
すべての人に健康と福祉を
活動や授業を通じて、大人と子供の両方に成長を促します。
それらの機会を、全ての人に無償で提供します。 -
質の高い教育をみんなに
講師を務めるのは、各分野のエキスパート達。
高品質なコンテンツが、人々に新たな見聞をもたらします。 -
ジェンダー平等を実現しよう
Onedayschoolに性による格差はありません。
すべての人が、平等に授業を受けることができます。 -
安全な水とトイレを世界中に
安全な水が手に入ることが貴重かつ大切であることを
異文化交流を通じて周知します。 -
エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
みんなが一箇所にあつまれば、エネルギー消費も少なくてすみます。
楽しく、みんなでエコロジー。 -
働きがいも経済成長も
授業を通じて、職業人から子どもたちへやりがいを伝えます。
未来のステークホルダーを育成します。 -
産業と技術革新の基礎をつくろう
Onedayschoolの授業が、職業選択のきっかけを作ります。
講師たちが話しているのは、未来のデベロッパーかもしれません。 -
人や国の不平等をなくそう
ここは人種・国籍など様々なバックグラウンドを持つ人々の集まりです。
あらゆるボーダーは、ここでは意味を成しません。 -
住み続けられるまちづくりを
人と人をつなげ、その関係をより強固なものとします。
つながりは、社会を動かす原動力です。 -
つくる責任 つかう責任
生産者と直接触れ合うことで、消費の姿勢も変わるはず。
消費者のあり方を考える入り口に。 -
気候変動に具体的な対策を
クイズや体験を通して過去と現在の平均気温の差、異常気象問題等について学ぶ機会を作ります。 安心して動植物が暮らせる未来の為に。
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海の豊かさを守ろう
日本料理の魅力である海鮮料理通して、漁業者目線から海洋汚染問題について学ぶ機会を作ります。 いつまでも美しい海洋環境の為に。
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陸の豊かさも守ろう
ジビエ料理を通じた食育で、獣害、猟師の担い手不足問題に目を向けてもらう機会を作ります。 ふるさとの環境維持のために。
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平和と公正をすべての人に
人々がお互いのことを知る機会を積極的に作ります。 知ることが理解への一歩であり、理解は平和と公正の礎となります。
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パートナーシップで目標を達成しよう
異文化交流を積極的に行うことで、パートナーシップを構築しSDGsの目標達成に繋がります。
SDGsウェディングケーキ
世界の子ども達がSDGsの土台を創り上げ、社会に対するコンテンツをOneDaySchoolが繋げていく
『時代』の変化を読み取って、『世代』の変化に繋げるために
